
退職を決意したものの、嫌味や嫌がらせを受けるのではないかと不安に感じていませんか?
残念ながら、退職時にこうした問題に直面する人は、私の実例も含め少なくありません。
退職の意思を固めた瞬間、これまで友好的だった上司や同僚からの態度が急変することもありますし、業務負荷の増加や同僚からの孤立といった問題が生じることもあります。
本記事では、運営者が実際に退職する際に経験した当時の状況を紹介しながら、退職時の嫌味や嫌がらせへの対処方法についてまとめています。
これから退職へと向かう読者様のお役に立てますと幸いです。
人間である以上、しょうがない一面もある。
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この記事の目次
退職時に嫌がらせはある?
よくある嫌がらせのケース
退職時に嫌味や嫌がらせを受けるケースは決して少なくありません。
これは退職を決意した従業員に対して、上司や同僚が不満や不安を感じ、嫌がらせ行為を行ってしまうということが背景にあります。
よくある退職時の嫌がらせとしては、「退職日までの無理難題の押し付け」や「パワハラやセクハラなどの各種ハラスメント」、中には「賠償金の請求」なども挙げられます。
労働政策研究・研修機構の調査では、職場でのいじめや嫌がらせについて様々なデータが示されており、職場でパワハラを受けたと感じる人の割合は25%以上とのデータもあります。
詳細リンク:独立行政法人労働政策研究・研修機構>いじめ・嫌がらせの実情と課題
身近な例としては、「引継業務の妨害」や「不当な評価の引き下げ」、「職場での冷遇や無視」などが一般的です。
退職時の嫌がらせは実際に多くの労働者が経験している問題であり、現場では引き継ぎや評価に関する嫌がらせ、冷遇処置などが多いです。
もし、これらの問題に万全に対処しようとする際には、事前の準備や法的な知識が必要となってしまいます。
これから退職するのにそれはちょっと…。
運営者が実際に受けた退職時の嫌がらせ
私が退職を決めた際にも、どう考えても「これは嫌がらせだな」と感じた処置や冷遇はありました。
「他部署のお偉いさんが私の職場にやってきて叱責」をしたり、「営業ノルマの押し付け」などは実際に経験しました。
退職が決定してからは、私に話しかける者も少なくなりましたし、業務上の理由や繫忙を言い訳に、全ての有休を消化することもできませんでした。
私自身の経験からも、退職時に嫌がらせを受けるということは現実的に起こりえます。
もちろん読者様のお勤め先によることではありますが、これから退職へと向かう際には、「もしかしたら…」ということは念頭に置いておきましょう。
我慢はできたけど良い気持ちではなかった…。
嫌がらせへの対処法
退職時の嫌がらせに対処するためには、冷静な対応のもと、法的な手段を活用することが望ましいです。
しかしながら、間もなく職場を離れることを考えれば、その労力は新しい仕事やこれからの自分に向けるべきでしょう。
実際に、労働基準法第15条や民法第627条などを武器に、嫌がらせへと対処していくことは可能ですが、一般的な職業の私たちには現実的ではありません。
詳細リンク:厚生労働省ホームページ
現実的に嫌がらせを躱すためには、今なら「退職代行サービス」が最も有力な方法でしょう。
弁護士さんが監修している信頼できるサービスを使えば、会社と一切連絡をとることなく、本来行うはずであった煩わしい退職の手続きを全て代行してもらえます。
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嫌がらせの証拠をかき集めて退職後に叩きつけるという気概を持った方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的に考えると、嫌がらせが起きそうなことを事前に察知している場合には、退職代行サービスを使ってスルリと躱してしまうほうが賢明な判断と言えます。
これからは退職代行サービスが当たり前になりそう。
引きとめられる程、嫌味や嫌がらせが強烈になりやすい傾向も
退職の決意が変わらないとわかった瞬間、手の平を返される
退職の決意を固めた瞬間、上司や同僚からの態度が急変することはよくあります。
特に、感情的な引きとめや虚栄心の強い上司からの反応には注意が必要です。
感情的に引きとめてくる人はかなり危ない
感情的に引きとめてくる上司や同僚は、退職後もトラブルを引き起こす可能性が高いため、特に注意が必要です。
心理学的にも、感情的な反応は自己防衛の一環であり、相手に対して攻撃的になることが多いとされています。
これまで熱心に引きとめていたにも関わらず、退職の決心が覆らないとわかるや否や、突然態度を一変させ、今度は熱心にコチラを攻撃してきます。
私が退職した際に相対したこのタイプの人間は、退職後にも不要な電話を掛けてくるなど、決して気持ちのいいものではありませんでした。
退職した会社に残っていた契約中の資料を口実に、わざわざ電話で私を小馬鹿にするような言動をされたことは今でも記憶の片隅に存在しています。
感情的に引きとめてくる人は、退職後もトラブルを引き起こすリスクが高いため、冷静に対応し、出来ることなら距離をとることが望ましいです。
引きとめを最初から相手にしなければ、その後の干渉につながるケースは少ないでしょう。
私の場合は直属の上司だったので、どうすることも出来ませんでした。
働きの見えない上司や虚栄心の強い人にも注意
働きの見えない上司や虚栄心の強い人にも、退職の決意を示した際には注意が必要です。
彼らの自己防衛や権威保持のために、嫌がらせとよく似た煩わしい対応が増えてしまうケースがあります。
さも「私は必死に彼の退職を止めている」アピールや、抱えている業務や顧客を奪う行為など、こちらが退職することを利用して自分たちの保身に走る者が現れます。
私が体験したケースでは、顧客の引継の際に、やはり少々の煩わしさを感じることとなりました。
(専門的な内容のため詳細は割愛します。)
働きの見えない上司や虚栄心の強い人からの嫌がらせを避けるためには、あらかじめ退職時の動きを決めておくことが望ましいです。
自身の勤めている職場がブラック企業のような場所であれば尚更のことでしょう。
この手のタイプは嫌というよりめんどくさい。
退職日までの出社日は地獄
退職日までの出社期間は、勤めている職場によっては精神的にも肉体的にも負担が大きくなりがちで、地獄のような日々となる可能性もあります。
円満退社できるのはごく一部という現実
社会の現実を見た時、円満退社できるケースはごく一部であり、中途退職に際しては、トラブルや嫌がらせを経験する人が多数存在します。
そもそも職場によっては、上司にとっても初めての退職処理になるケースが少なくないため、上司の手元では、日常業務に加えた退職業務の上乗せが発生してしまいます。
退職者とのコミュニケーションや不慣れな退職業務をこなすことを考えれば、精神的なストレスからくる嫌がらせや、業務上のトラブルに見舞われることにも想像がつきます。
私がこれまで見てきた円満退社は、「定年退職」か「自社よりかなりレベルの高い職場への転職」のみで、中途退職に関しては円満な様子など微塵も感じませんでした。
確かに円満退社が出来れば理想的ではありますが、一般的には、職場を退職するということは、少なからずネガティブな一面を持っていることがほとんどです。
退職の際には過剰な期待をすることなく、淡々と日々をこなしていくことになるのが一般的です。
何の問題も無ければそもそも退職しない。
「憎しみは愛情の裏返し」という言葉もある
「憎しみは愛情の裏返し」という言葉があるように、退職時の嫌がらせや引き止めは、会社や上司からの愛情や期待の裏返しと受け止めることもできます。
非情にポジティブな考え方ではありますが、「愛情や期待が大きいほど、それが裏切られたと感じたときに強い反応を引き起こす」ことは、心理学の分野においても研究されています。
自分自身、何かに裏切られたと感じた時や、愛情や熱量を注いだのにも関わらず思うような結果が出なかった時など、普段よりも心が揺らいでしまったことは経験があります。
退職時の嫌がらせや引き止めは、会社や上司からの愛情の裏返しと受け止めることが出来れば、新しい人生へと向かって、ポジティブに歩み始める手助けとすることが出来るかもしれません。
余談ですが、僕には出来ませんでした。
退職時の嫌味や嫌がらせを防ぐには
退職することを周囲に広め過ぎない
退職する際の嫌味や嫌がらせを防ぐためには、退職することを周囲に広め過ぎないことが大切です。
退職の意思を広め過ぎないことで、嫌味や嫌がらせを受けるリスクを減らすことができます。
「もうすぐこの職場を去る人間」だとレッテルを貼られてしまえば、周囲の人間の対応はどうしてもこれまでとは変わってしまいます。
相手の立場になって今後のことを考えた時、これから退職する人間と、にこやかに過ごすメリットは残念ながらありません。
「人の口に戸は立てられぬ」という言葉の通り、退職する経緯はあっという間に広がってしまうこともあるでしょうが、自らの口から大っぴらに話す必要はありません。
退職の経緯が周囲に広がり過ぎないように配慮することで、無用な嫌味や嫌がらせに対するリスクは軽減することができます。
話すか話さないかの境界線は難しかったです。
綺麗さっぱり手続きを終えられる「退職代行サービス」を利用する
今後、退職の新しい形として定着していきそうなサービス「退職代行サービス」を利用すれば、嫌味や嫌がらせを受けることは一切ありません。
退職代行サービスを利用することで、これまで在籍していた職場に一切関わることなく、退職の手続きをプロの方々に代行してもらうことが可能です。
信頼できる退職代行サービスであれば、労働者に備わる権利のもと、法律のプロである弁護士さんがサービスを監修しており、有休消化や未払いの給与までも対応してくれます。
退職時の嫌味や嫌がらせを回避しながら、これからも関係が続きそうな人とだけ職場外で連絡を取り合えば、リスクを最小限にしながら新しい人生を歩み始めることが出来ます。
ご自身の職場状況や周囲の環境に合わせて、上手に活用してください。
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料金もお手頃です。
編集後記
自分で退職の手続きを行う場合、引きとめや多少の嫌味は覚悟するしかありません。
それらの対応が煩わしい、めんどくさいという場合には、退職代行サービスを上手に活用していきましょう。
自身の職場がブラックっぽい、相手どる上司が厄介そうだと感じている方にも、退職代行サービスは有効です。
無駄な悩みが無くなります。