
「もう限界、今すぐ仕事を辞めたい。」
心や身体が発するSOSを無視して働き続けることは、後々に大きなリスクを伴います。
うつ病や適応障害などといった精神疾患や、重度の身体的疲労に悩まされる前に、自分に合わない職場からは一刻も早く離れましょう。
本記事では、運営者の実際の退職経験をもとに、2つの退職方法について紹介しています。
身体や心からの重要な警告サインを見逃すことなく、ご自身の健康を最優先に行動しましょう。
身体や心が壊れてからでは遅すぎます。
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この記事の目次
すぐに仕事を辞める方法
すぐに仕事を辞めるには2つの方法があります。
ご自身のストレスの度合いに応じて楽な方法を選びましょう。
退職届を提出する
退職届を提出することは、正式かつ法的に有効な退職手続きの一部であり、最も一般的な方法です。
多くの企業で退職届のひな形が用意されているなど、非常にシンプルな内容の書類ですので、記入方法に戸惑うこともないでしょう。
(記入内容:文書タイトル(退職届)、退職理由、日付、指名など)
私が以前勤めていた職場には退職届のひな形が用意されていたため、様式に従って記入した上で、当時の上司に提出しました。
非情にストレスを感じた事務処理だったため、今でも鮮明に覚えています。
「今すぐ仕事を辞めたい」と考えながらも、まだ退職手続きに向かうだけのメンタルや体力が残っているのであれば、退職届を提出して一般的な退職手続きを行うことが可能です。
もう限界な方は後述する「退職代行サービス」一択です。
退職代行サービスを利用する
退職代行サービスを利用すると、一切会社とやり取りをすることなく、退職の手続きを進めることが可能です。
近年利用者が増え始めた「退職代行サービス」は、労働者に代わって退職の意思を会社に伝え、手続きを進めてくれるという画期的なサービスです。
退職は誰しもが直ぐに経験するわけではないため、煩わしいやり取りなどを法律のプロへと任せることで、スムーズに退職手続きを完了させることが出来ます。
「もう無理だ」と仕事に限界を感じている方は、恐らく退職届を提出する体力やメンタルはほとんど残っていないでしょう。かつての私もそうでした。
「今すぐ仕事を辞めたい」「もう職場に行きたくない」と感じている方は、身体や心が壊れてしまう前に早期の決断を下し、一刻も早く職場から離れることを推奨します。
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自分にとって楽な方法を選びましょう。
即日退職をするには
即日退職が認められるための法的根拠は、民法第628条に基づいています。
即日退職の法的根拠
厚生労働省のページに掲載されている民法第628条を紹介します。
(やむを得ない事由による雇用の解除)
第628条 当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
なお、厚生労働省のガイドラインによれば、「やむを得ない事由」には、心身の健康問題、家庭の事情(介護や看護)、労働条件の著しい変更などが該当します。
条件付きではありますが、法律上は認められています。
即日退職に対応した退職代行サービスがある
即日退職をするにあたっては、仕事の引継や退職の連絡など、あまりにも急な話が多くなってしまうため、専門のサービスを利用することが望ましいです。
信頼できる退職代行サービスの中には、即日退職にも対応してくれる退職代行サービスがあるため、煩わしいやり取りをその道のプロに一任することが可能です。
一刻も早く職場を離れたい際には、自分の健康と未来を守るために最適な手段を選びましょう。
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「今すぐ辞めたい」は身体からの警告サイン
自分を守るために早期の決断を
「今すぐ辞めたい」と感じた時は、自分を守るために早期に退職を決断することが重要です。
精神的・身体的な不調は、ストレスが限界に達しているサインです。
あなたのメンタルや体力は既に悲鳴を上げています。
私もかつて自分に嘘をつき続け、自分の望まぬ職場で嫌な仕事を続けていました。
その結果、「もうこんな仕事辞めたい…。」と感じながらも我慢すること数年、私の身体は遂に悲鳴を上げ、通常に声を発することが出来ない身体へと変化してしまいました。
(喉に力が入らず、スカスカと声が空気中に霧散していくような症状です。)
身体の異常から、もはやここまでと退職へ踏み切りましたが、本来の自分の声を取り戻すのには退職から1年程かかりました。
自分の身体や心からの警告を無視することなく、早期に退職を決断することはとても大切なことです。
不必要な我慢やストレスにはさっさと別れを告げ、一刻も早く平和な日常を取り戻してください。
もうあの頃には戻りたくない…。
心や身体が壊れてからでは遅い
身体に異変をきたしながらも、職場から離れることで無事に回復を果たした私の身体ですが、周囲には残念ながら間に合わなかったケースも存在します。
同じ会社の違う部署では、度重なるストレスに耐え過ぎてしまったがために、顔面麻痺やうつ病、身体の半身麻痺などの症状を発症し、退職後も継続した通院を必要とされている方がいます。
果たして、今あなたが従事している仕事は、自分の身体を犠牲にしてまでこなす必要のある仕事でしょうか?
恐らく、多くの方の仕事にはそこまでの価値はありません。
私が抜けた職場においても、あっさりと後任が輩出され、私が居なくても以前の職場は今なお回り続けています。
心や身体が壊れてから退職をするのでは遅すぎます。
一度しかない人生を支える、たったひとつの心と身体を病んでしまう前に、過度なストレスや我慢からは早急に離れましょう。
「病気になれば辞められる」なんて考えの人は末期です。
退職後の生活設計は退職してからでも遅くない
「辞める前に次の職を決めてから…。」
よく聞く言葉ですが、精神や身体に異常をきたしている状態では、残念ながら次の職を正常に考えることは出来ないでしょう。
耳当たりの良い謳い文句に騙されて、次なるブラック企業に巻き込まれてしまう可能性すらあります。
私が前の職場を辞める際も、例によって家族や周囲の人間から同じような言葉を囁かれました。
しかし、当時の私の精神状態や身体状況は予断を許さぬ状況でした。
「一刻も早くこの職場を離れ、元の健康状態を取り戻さねば…!」
その一心で退職への一歩を懸命に踏み出し、次の職などを一切考えないまま、煩わしい退職時のやり取りへと奔走しました。
(あの時、退職代行サービスがあれば…。)
退職後の生活設計は退職してから考えても、決して遅くありません。
まずは自身の健康を最優先に考え、次のステップは一度落ち着いてからゆっくり考えましょう。
全然何とかなるから大丈夫です。
編集後記
「今すぐに仕事を辞めたい」という症状は、どう考えても健常な精神状態ではありません。
それほどまでに追い詰められてしまっている現状を受け入れ、ご自身の健康と未来を最優先に考えて行動しましょう。
あなたの未来は、あなた自身で守ることができます。
今ならまだ間に合います。