
毎朝同じ時間に目覚め、
「今日もまた仕事に行かなければならない」という重圧に押しつぶされそうになっていませんか?
その感情は決してあなただけのものではありません。
多くの人が、特に上司や周囲の人間関係に悩んでいる時、同じような気持ちを抱えています。
上司の否定的な態度や、職場でのパワハラ・モラハラ、過度なプレッシャーや不公平な仕事の割り振りなど、毎日メンタルをすり減らす日々を送るケースは決して少なくありません。
この記事では、そんな職場の悩みを抱えるあなたに向けて、現状可能な対処法や改善策についてご紹介していきます。
限られた方法しかありませんが皆様の一助となれば幸いです。
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この記事の目次
仕事に行きたくない原因の多くは上司などの人間関係
上司や周囲の否定的な態度
上司や同僚による否定的な態度は、私たち従業員のモチベーションを著しく低下させ、仕事に行きたくないと感じさせる大きな原因の一つとなってしまいます。
彼らの繰り出す否定的な態度や言葉は、過剰に心理的なストレスを引き起こし、精神的な健康に悪影響を及ぼします。
こちらをわざとイラつかせる言動や、行き過ぎた追い込み、時代錯誤を感じる罵倒した詰め方など、こちらの自尊心を大きく損なわせる言動は、残念ながら日本社会に未だ蔓延っています。
職場の人間関係がギクシャクし、会社としての生産性が低下していっているにも関わらず、このような人たちはそのことに全く気付いていません。
悪化し続ける職場環境に一向に改善が見られない場合や、心が限界を超え助けを呼んでいる際には、後述する「メンタルがボロボロになってしまったら」の目次で解説する方法を使い、早期に自分自身を守ってください。
まだまだ世の中にひどい人はいます。
パワハラ・モラハラの影響
パワハラやモラハラは、従業員の健康を著しく損ない、仕事に行きたくないと感じさせる重大で危険な要因です。
職場のいじめ、ハラスメントの類は、一度始まるとその人が近くにいる限りずっと続きます。
残念ながらその人が心を入れ替え、いじめやハラスメントを行わなくなるという可能性は、経験上、限りなく低いでしょう。
一度はハラスメントを控えたかのように見えても、次なる対象者と出会ってしまった際に、またしても問題になるというケースは当たり前のように見聞きしてきました。
パワハラやモラハラをしている方をよく観察してみると、その人も大きなストレスを抱え、相手の気持ちを考えられないままそのような言動をとられている方が見受けられます。
(もはやそういう性格とも言えます。)
ストレスの源泉がその人にない場合、または手に負えない場合には、残念ながらこちらからの改善の余地はありません。
その人のストレスの源泉となる、さらに上の上司か、家庭環境か、その人自身の能力不足か、はたまたその人の生きてきた過去の人生か…。
いずれにせよ、その人が居なくなるか、こちらが居なくなるか、基本的に解決策は2択となります。
転勤や異動が可能なほどの大きさの会社であれば問題を上に周知し、小さい会社の場合にはどちらかが職場を去るつもりで問題解決にあたるしかありません。
職場のパワハラで辞めていった人を沢山見ています。辞めていった後もその人のパワハラは続いていますので、辞めて正解です。
過度なプレッシャーと期待
過度なプレッシャーや期待をかける行為も、従業員の精神的負担を増大させ、仕事に対する意欲を低下させることへとつながります。
特に売上目標など目に見えて数字の見える現場では、数字を上げられる従業員に対して、不必要に過度な声掛けを行う上司が散見されます。
かつて私が勤めていた金融機関の前線でも、金融商品の売上を上げられる社員に対して、必要以上に声掛けを行う上司は山ほど居ましたが、自分が受けても、見ている立場としても、あまり気持ちのいいものではありませんでした。
(単純に褒めるのが下手なだけかもしれません。)
仕事の出来る人たちは、適度にお褒めの言葉をいただけるだけで、自分の営業目標を自分のペースで淡々とこなしていきます。
もしご自身が、過度なプレッシャーや期待によりモチベーションが上がらない日々を過ごしているようなら、独立の道を考えるのもオススメです。
仕事が出来るタイプの方々が独自に顧客を獲得し、独立へと画策している姿はどこの業界でも当たり前に見受けられます。
上司のコミュニケーション能力の有無は、より良い職場環境へと直結します。
不公平な仕事の割り振り
自分がいいように扱われてしまっている代表例として挙げられるのは、誰の目から見ても明らかな「不公平な仕事の割り振り」です。
周りを見るのが下手な上司のせいか、他の社員に言いにくいのか、何故か自分の元へと不要な仕事が集まってくる現象を体感する方も多いのではないでしょうか。
「それだけ認められている」と割り切れればいいのですが、大抵の現場では、仕事を多くこなしたからといって自身の給与が大きく変わるということはありません。
私がかつて勤めていた職場でも、売上目標の不公平さから不満を爆発させ、「もうやってられない」と辞めていった方が居られます。
不公平な仕事の割り振りは、従業員の不満を高め、仕事に行きたくない(やってられない)と感じさせる主要な原因となります。
公平な仕事の分配と、従業員の意見を業務量に反映してもらうことはとても重要なことです。
過剰すぎる量になるのは問題です。
上司や周囲との人間関係改善への対処法
上司や周囲とのコミュニケーション改善
効果的なコミュニケーションをとることは、上司や同僚との関係を改善し、職場でのストレスを軽減する重要な手段です。
相手との会話から互いの誤解を減らしていくことが出来れば、円滑な職場環境と共に、相互の信頼となる基盤を築くことができます。
職場のコミュニケーションが良好な職場を作ることが出来れば、従業員の満足度も高くなり、仕事の生産性も確実に向上していくでしょう。
過去には、職場環境を改善した結果、従業員の満足度が上昇し、離職率が著しく低下したというデータも存在します。
上司や同僚との良好なコミュニケーションは、職場環境を改善し、ストレスを軽減することへとつながっていきます。
過剰に周囲とのコミュニケーションをとる必要はありませんが、職場環境を安定せるためには、多少の労いの言葉を掛け合うことも非常に大切なことです。
仕事以外の会話で花を咲かすことができれば打ち解けやすいです。
可能であれば物理的な距離をとる
それぞれの職場の状況によって難しいところもありますが、物理的な距離を取ることは、ストレスを軽減し、精神の安定を図るための有効な対策です。
メンタルヘルスの分野においても、問題のある人間関係から物理的に距離を取ることで、ストレスが軽減されることが示されています。
在宅勤務やリモートワークが普及したおかげで、大きくストレスが緩和されたという方も多いのではないでしょうか。
学生時代や私生活では可能でも、いざ仕事となると物理的な距離を取ることは非常に難しく、どうしても職場の人間とは強制的に顔を合わせることになります。
在宅勤務やリモートワーク、転勤や部署の移動が可能な際には上手に活用し、問題のある人間関係から物理的な距離を取ることで、自身のメンタルを保っていきましょう。
難しければ、職場に縛られない生き方に挑戦するのもアリです。
メンタルがボロボロになってしまったら
有給休暇の活用
メンタルが限界に達してしまった時には、有給休暇を積極的に活用し、心身をリフレッシュしましょう。
何事においても休みというのは重要なものです。
毎日、仕事や職場のことばかり考えて根詰めすぎとなり、業務のパフォーマンスを低下させてしまうと、上司や周囲の目も厳しくなってしまいます。
有給休暇を取得しやすい環境であれば、自身の健康状態に合わせて積極的に取り入れ、心身のリフレッシュに努めましょう。
有休取得が認められているにも関わらず、上司や職場などの環境から有休を取得できないような職場は完全にブラックです。
最寄りの労働基準監督署に連絡を入れ、必要であれば職場から離れるなど、自身の健康状態と相談しながら最善の方法をとりましょう。
退職を検討する際、ブラックな職場は自分での対応が非常に困難です。
嫌な対応は退職代行サービスを利用してプロにお任せし、有休休暇の消化など権利や法に基づいた適切な対応を弁護士さん監修のもと行ってもらいましょう。
職場に行く必要もありません。
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ブラックな職場に長く居すぎるのは非常に危険です。抜け出せなくなりやすいので、一刻も早く職場を離れましょう。
今後の自分のためにも退職(誰かのために働く必要は無い)
メンタルが限界を超えてしまった場合、恐らく転職を考えるような気力は残っていないかもしれません。
人によっては、一旦退職をして長期の休暇をとり、メンタルの回復をはかることはとても大切なことです。
自分自身の健康と幸福を最優先に行動しましょう。
長期的なストレスや精神的負担は、うつ病や不安障害の発症リスクを高めます。
過度なストレスが続く職場環境に身を置き続けることがどれだけ大変なことなのかは、その職場環境を生きるあなた自身がよくご存知なのではないでしょうか。
精神を病む、身体に異常をきたすなど、入社時と変わり果てた様子で退職される方を、これまで私はいくつも見聞きしてきました。
心身に異常をきたす前にヤバすぎる上司や職場から離れ、一旦疲れを癒すことは、あなたの人生においてとても大切なことです。
取り返しがつかなくなる前に、自身の健康を最優先とした行動をとりましょう。
なお、退職を言い出せない程に追い詰められてしまっている際には、遠慮なく「退職代行サービス」を使いましょう。
退職のプロの方々が、あなたに代わって職場や上司と折衝を行い、職場の人間と顔を合わせることなく退職の手続きを終えられます。
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ヤバすぎる状況からは素直に逃げましょう。
退職理由において「人間関係」は常に上位を占める
残念ながら、退職理由の上位に「人間関係」が挙げられることは非常に多いです。
これは様々なデータからも立証されています。
※詳細リンク:リクナビNEXT>転職理由と退職理由の本音ランキングBest10
元々自分の適性を考え選んだ職業・職場にも関わらず、退職を決意するということは、自分自身が成長を遂げたか、職場に何か問題があったかなど、考えられる要因は自ずと絞られてきます。
職場の人間関係を原因とし、退職の道を選ぶ人の数は、ある意味想像通りの多さです。
紹介している退職代行サービスにおいても、同じ企業の社員から何件も退職依頼を受け付けつけているケースがあるそうです。
自分の将来のことを考えると、嫌な上司やヤバい人からは早急に距離をとることが大切です。
メンタルがボロボロになってしまい一歩も動けないという際には、遠慮なく「退職代行サービス」を利用し、嫌な職場や上司と一切関わることなくキッパリと会社から離れてしまいましょう。
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身体が壊れてからでは遅いです。
編集後記
上司や周囲との人間関係が原因で仕事に行きたくないと感じる場合でも、適切な対処法を実践することで、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを改善することは可能です。
しかし、問題の出どころがコチラではなく相手にある以上、そう簡単にストレスの原因が解消してくれることはありません。
自分自身の置かれている状況をよく俯瞰し、必要であれば将来を見据えて退職を決意することも重要な選択肢のひとつです。
他人はそう簡単に変わりません。あと何年、顔を合わせることになるのかも考える一因としましょう。